子どもを思い切り遊ばせたいけれど、大人も一緒に楽しめる場所は意外と見つけにくいものです。
鳥取県大山町の「森の国」は、森を生かしたフィールドアスレチックを中心に、芝生広場、自然体験、キャンプ、ドッグランなどを楽しめるアウトドア施設です。
この記事では、森の国の見どころや料金、営業時間、予約、アクセス、服装、家族向けの回り方をまとめます。
初めて訪れる方でも、当日の過ごし方を具体的にイメージできるようになります。
森の国とは?大山の自然を満喫できるアウトドア施設

森の国は、鳥取県西伯郡大山町の自然豊かな場所にあるアウトドア施設です。
森を活用した本格的な遊びだけでなく、幼い子どもが過ごしやすい広場やキャンプ設備もあります。家族旅行、友人とのレジャー、犬連れのお出かけまで、目的に応じて過ごし方を選べる点が魅力です。
森の国がある場所と施設の基本情報
森の国の所在地は、鳥取県西伯郡大山町赤松634です。大山山麓の自然に囲まれた環境にあり、森の中で体を動かす遊びから、芝生でのんびり過ごす時間まで楽しめます。
公式サイトでは、フィールドアスレチック、遊びの広場、体験プログラム、キャンプ、スケートパーク、ドッグラン、食事やバーベキューなどが案内されています。ひとつの遊具だけを目的にする施設ではなく、さまざまな自然体験を組み合わせられる総合的な野遊び施設と考えるとイメージしやすいでしょう。
園内での過ごし方は、同行者の年齢や体力によって変わります。小さな子どもと広場を中心に遊ぶ家族もいれば、アスレチックに挑戦してから食事を楽しむ家族もいます。キャンプを利用すれば、夕方以降も大山の自然を感じながら滞在できます。
西日本最大級と案内されるフィールドアスレチック
森の国を代表する遊びが、天然の森林を活用したフィールドアスレチックです。
大山観光局は、西日本最大級で全45ポイントのコースと案内しています。
初心者から上級者まで挑戦でき、所要時間の目安は約1時間です。
コースには、登る、渡る、ぶら下がる、斜面を駆け上がるといった全身運動を必要とするポイントがあります。見た目より難しい場所もあり、子どもだけでなく大人が本気になってしまう場面も少なくありません。
すべてを無理にクリアする必要はありません。体力や身長、その日の体調に合わせて、難しいポイントを避ける判断も大切です。保護者は先へ進みすぎず、子どもの手足が安全な位置にあるか確認しながら付き添いましょう。
小さな子どもも遊べる芝生広場と遊具
本格的なアスレチックはまだ難しい年齢でも、森の国には別の楽しみがあります。公式案内には、広場、じゃぶじゃぶリバー、冒険の塔、つり橋、リトルワールド、レンタル遊具などが掲載されています。
大山観光局も、芝生広場、大きなブランコ、大型遊具、グリーンスライダーなどを紹介しています。広い場所で走ったり、芝生で休んだりできるため、兄弟で年齢差がある家族でも過ごし方を分けやすいでしょう。
ただし、広場でも転倒や遊具からの落下には注意が必要です。特に混雑時は、走る子どもと休憩している人の動線が重なることがあります。幼児から目を離さず、遊具の対象年齢や当日の利用案内を確認してください。
季節ごとに楽しめる自然体験プログラム
森の国では、季節に応じた自然体験も実施されています。公式サイトでは、夏のシャワークライミング、ダウンヒルサイクリング、自然体験合宿、樹上アスレチックなど、時期ごとのプログラムが案内されています。
大山観光局の案内には、スノーシュー、ブナの森ハイク、夜の森探検、里山ウォークなども挙げられています。常設遊具とは違い、自然の状態や季節を生かすプログラムは、訪れる時期によって内容が変わる点も魅力です。
体験によって対象年齢、開催時間、定員、料金、服装が異なります。事前予約が必要な場合もあるため、「現地に着いてから決めよう」と考えず、公式サイトで開催日と参加条件を確認しておくと安心です。
キャンプとバーベキューを楽しめる設備
森の国にはキャンプ場があり、日帰りだけでなく宿泊を組み合わせた滞在もできます。公式サイトでは、テントサイト、シーズンカレンダー、レンタル品、キャンププラン、デイキャンプなどが案内されています。
大山観光局は、水洗トイレや温水シャワーがあり、キャンプ用品を現地で借りられることを紹介しています。道具をすべて持っていない初心者にとって、レンタル設備があることは大きな安心材料です。
バーベキューは、食材付きプランや持ち込み利用など、利用方法によって条件が異なる可能性があります。火気の使用場所、受付時間、ごみの処理、食材の予約期限を確認しましょう。繁忙期はキャンプサイトが埋まることも考えられるため、宿泊日は早めの予約が安心です。
愛犬と遊べるドッグランと利用時の注意点
愛犬と旅行したい家庭にとって、ドッグランがあることも森の国の魅力です。公式サイトにはドッグランの施設案内、利用規約、イベント、会員向け情報が設けられています。
利用前には、狂犬病予防接種や混合ワクチンに関する条件、発情中の犬の扱い、リードを外せる区域などを確認してください。犬同士の相性は実際に会うまで分からないため、入場後もしばらくはリードを付けたまま様子を見ると安全です。
排せつ物を処理する袋、飲み水、タオル、リードは忘れずに持参しましょう。気温が高い日は地面が熱くなるため、肉球の状態にも注意が必要です。犬が苦手な来園者もいることを意識し、共用エリアではリードを短く持つ配慮が求められます。
スケートパークなど多彩な遊び方
森の国では、アスレチック以外にもスケートパークやマウンテンバイクなどが案内されています。2026年7月には、公式サイトでスケートパークへのパンプトラック導入も告知されました。施設は少しずつ更新されており、以前訪れた人にも新しい遊び方が見つかる可能性があります。
利用する遊びによって、ヘルメットやプロテクターなどの安全装備が必要です。レンタルの有無や利用料金、年齢制限を事前に確認しましょう。初心者は無理にスピードを出さず、経験者と十分な間隔を取ることが重要です。
家族全員が同じ遊びをする必要はありません。アクティブに遊ぶ人と、広場やカフェで休む人に分かれ、集合時間を決める方法もあります。それぞれが無理をせず楽しめることが、一日を気持ちよく過ごすコツです。
森の国の料金・営業時間・予約方法
森の国を訪れる前に、入場料金だけでなく、体験やレンタルにかかる追加費用も確認しましょう。営業時間や休園日は季節、メンテナンス、天候などで変わる場合があります。古い観光情報だけを頼りにせず、訪問日の直前に公式サイトを確認することが大切です。
入場料金と追加料金を確認するポイント
大山観光局の掲載情報では、入場料金は中学生以上1,500円、3歳以上1,200円、犬1頭500円と案内されています。また、70歳以上のシニア料金や団体料金、各種パスポートも掲載されています。
ただし、この料金にすべての体験が含まれるとは限りません。空中アスレチック、自然体験、キャンプ、食事、レンタル遊具などは、別料金になる場合があります。
予算を立てる際は、次の項目を分けて考えると分かりやすくなります。
- 基本の入場料金
- 有料体験の参加料金
- 遊具や道具のレンタル料金
- 食事やバーベキューの料金
- キャンプサイトと宿泊プランの料金
- 犬の入場料金
- 交通費や周辺施設の利用料金
支払い方法も変更される可能性があります。現金だけでなく、カードや電子決済を利用できるかについても、最新の公式案内をご確認ください。
営業時間・休園日と季節営業の注意点
公式サイトには問い合わせ受付時間として9時から17時30分が掲載されています。大山観光局も施設の営業時間を9時から17時30分と案内しています。
一方で、冬季のメンテナンス休業や、体験ごとの開催期間には注意が必要です。屋外施設のため、積雪、強風、大雨などにより、一部の遊具や体験が利用できないことも考えられます。
旅行日は、次の順番で情報を確認すると安心です。
- 公式サイトの営業日カレンダーを見る
- 希望する体験の開催日を確認する
- 天気予報と現地の気温を確認する
- 当日の新着情報やSNSを確認する
- 判断できない場合は施設へ問い合わせる
特に遠方から訪れる場合、施設全体の営業と、目的の体験が開催されるかを分けて確認しましょう。
予約が必要な体験と当日楽しめる遊び
フィールドアスレチックや芝生広場のような常設エリアは、通常の入場手続き後に利用できる場合があります。一方、キャンプ、食材付きバーベキュー、季節限定ツアー、団体プログラムなどは、事前予約が必要になる可能性があります。
予約ページでは、開催時刻だけでなく、集合場所、対象年齢、最少催行人数、キャンセル規定も確認してください。自然体験は、天候や川の水量などによって中止されることがあります。
予約を入れた後は、確認メールや受付番号をスマートフォンに保存しておきましょう。現地で通信が不安定な場合に備え、画面のスクリーンショットを残しておくと安心です。
森の国を家族で満喫するおすすめの回り方
森の国は遊びの選択肢が多いため、何も決めずに訪れると、移動や相談だけで時間を使ってしまうことがあります。家族の年齢、体力、滞在時間に合わせて、優先する遊びを一つか二つ決めておきましょう。余白を残した計画のほうが、子どもの「もう一回」にも応えやすくなります。
半日で楽しむアスレチック中心プラン
半日滞在では、フィールドアスレチックを中心に予定を組むと、森の国らしさを感じやすくなります。開園後の比較的涼しい時間帯に到着し、受付とトイレを済ませてからコースへ向かいましょう。
モデルプランは次の通りです。
| 時間 | 過ごし方 |
|---|---|
| 9:00 | 到着・受付・準備運動 |
| 9:30 | フィールドアスレチック |
| 11:00 | 芝生広場や遊具 |
| 12:00 | 園内または周辺で昼食 |
| 13:00 | お土産や写真撮影後に出発 |
アスレチックは約1時間が目安と案内されていますが、混雑や子どものペースによって前後します。
午後から訪れる場合は、最終受付時刻に注意してください。閉園直前では、コースを十分に回れないことがあります。
一日遊ぶなら体験と食事を組み合わせる
一日滞在できるなら、午前に体を動かし、昼食後に体験プログラムや広場遊びを組み合わせると、疲労を分散できます。
午前中はアスレチック、昼はバーベキューや園内の食事、午後はものづくりや季節の体験という流れが考えられます。暑い時期には、激しい運動を午前に済ませ、気温が上がる時間帯は休憩を多めに取りましょう。
子どもが疲れると、予定通りに進まないこともあります。すべてを回ろうとするより、「今日はアスレチックを楽しめたから十分」と考えるほうが、家族全員の満足感につながります。帰宅時間から逆算し、最後に着替えと休憩の時間も確保してください。
キャンプを利用する一泊二日の過ごし方
一泊二日なら、初日にアスレチックとキャンプ設営を行い、二日目に広場や周辺観光を楽しむ流れが現実的です。
初日に遊びすぎてからテントを設営すると、大人も子どもも疲れてしまいます。設営経験が少ない場合は、先にテントを準備してから遊び始めるか、設営の負担を抑えられるプランを選びましょう。
夜は昼間より気温が下がることがあります。夏でも薄手の上着を用意し、春や秋は防寒着と寝具の仕様を確認してください。食材の保冷、虫対策、照明、モバイルバッテリーも重要です。
翌朝は撤収に時間がかかります。チェックアウト時刻から逆算し、朝食を簡単にすると余裕が生まれます。子どもにも寝袋をまとめる、ごみを分別するといった役割を頼むと、キャンプそのものが学びの時間になります。
森の国へ行く前に知りたい服装・持ち物・アクセス
屋外で遊ぶ森の国では、服装や持ち物が快適さを大きく左右します。舗装された観光施設とは違い、土、草、木、水に触れる場面があります。汚れても困らない服と滑りにくい靴を基本に、季節や参加する体験に合わせて準備してください。
動きやすい服装と季節別の持ち物
アスレチックでは、腕や脚を大きく動かします。伸縮性のある長ズボンと、足に合った運動靴が基本です。サンダル、ヒール、脱げやすい靴は避けましょう。
持ち物の目安は次の通りです。
- 着替え
- タオル
- 帽子
- 飲み物
- 日焼け止め
- 虫よけ
- 雨具
- 絆創膏などの簡単な救急用品
- 汚れた服を入れる袋
- 寒暖差に備える上着
夏は熱中症対策が欠かせません。子どもは遊びに夢中になると、喉の渇きを自覚しにくいことがあります。時間を決めて水分と塩分を補給しましょう。
春と秋は、日なたと日陰の体感温度が大きく違うことがあります。冬季体験では、一般的な防寒着だけでなく、防水性のある手袋や靴が必要になる場合があります。
車と公共交通機関でのアクセス方法
鳥取県観光連盟の公式観光サイトでは、森の国まで米子自動車道の米子ICから約10分、溝口ICから約15分と案内されています。路線バスでは、アスレチック前で下車してすぐです。
所在地は鳥取県西伯郡大山町赤松634です。カーナビで名称が正しく表示されない場合に備え、住所も登録しておきましょう。
公共交通機関を利用する場合は、往路だけでなく帰りの時刻も先に確認してください。地域の路線バスは本数が限られる可能性があり、乗り遅れると長時間待つことがあります。
繁忙期や連休は、周辺道路や駐車場が混雑することも考えられます。予約した体験がある場合は、受付時刻より余裕を持って到着する計画が安心です。
雨天・暑さ・安全対策で注意したいこと
森の国は屋外エリアが中心です。小雨でも利用できる遊びがある一方、木製遊具や地面がぬれると滑りやすくなります。雷、強風、大雨の際は、安全のため利用が制限される可能性があります。
雨予報の日は、単に施設が営業しているかだけでなく、目的の遊具や体験が利用できるかを確認してください。着替えやレインウエアを持参し、傘を差したままアスレチックを利用するのは避けましょう。
暑い日は、日陰でも湿度が高い場合があります。顔が赤い、反応が鈍い、頭痛や吐き気を訴えるといった変化があれば、すぐに遊びを中止してください。
アスレチックでは、前の人がポイントを終えてから進みます。ふざけて押す、逆走する、遊具から飛び降りるといった行動は危険です。大人が先にルールを確認し、子どもにも短い言葉で伝えておきましょう。
まとめ
森の国は、鳥取県大山町の自然を生かしたフィールドアスレチックを中心に、芝生広場、季節の体験、キャンプ、バーベキュー、ドッグランなどを楽しめるアウトドア施設です。
半日ならアスレチックを中心に、一日なら食事や体験を組み合わせ、宿泊するならキャンプを加えると充実した時間を過ごせます。
訪問前には、料金、営業日、予約の必要性、天候、対象年齢を公式サイトで確認しましょう。
動きやすい服、運動靴、着替え、飲み物を準備し、無理のない計画を立てることも大切です。
家族全員ですべてを回ろうとせず、それぞれの年齢や体力に合った遊びを選び、大山ならではの自然の時間を楽しんでください。

