■カブトムシの育て方(幼虫編)
■テーマ:ブログ ■2019年05月04日
カブトムシの幼虫プレゼントで一緒におうちに帰って頂いたカブトムシ!
「かっこいいカブトムシに育てて欲しい」
そんな願いを込めて、「育て方」を載せさせていただきます。
このカブトムシの幼虫たちは、去年の夏に生まれて、秋に成長し、冬をこし、
もうすぐ「さなぎ」になる「3齢幼虫」(さんれいようちゅう)です。
今回は、「3齢幼虫」が、成虫になるまでの育て方をご紹介します!
(注)必ず成虫になることを保障するものではございませんが、基本の育て方をまとめてみたものです。本などをお持ちの方は、そちらもご参考に育ててみてください。
<はじめに>
@マット(幼虫のえさになる土)・飼育ケースを準備しましょう!
マットは、市販の「昆虫マット」がオススメです。
腐葉土でも育ちますが、必ず農薬など、カブトムシにとって有害な化学物質が使われていないことを確認してください。
飼育ケースは、幼虫2匹であれば飼育ケース(中〜大)がよいです(大きいに越したことはないです)。小さすぎると、えさ不足になってしまいます。
Aマットを飼育ケースに入れましょう!
底から5cm〜10cmくらいのところまでは、しっかりと固めて入れてください(幼虫がサナギになるときにつくる部屋「蛹室(ようしつ)」を作れるようにするためです。)
それから、容器の90%くらいの高さまでマットを入れます。
・固まっている場合は手でほぐしながら入れてください
・マットが乾いている場合は、霧吹きなどで水分を与えてください。
水分を与えすぎてベチャベチャになっても幼虫にとって良くないので、
カラカラではなく、手で握って「少し湿ってるかな?」くらいの感覚です。
(日陰の庭の土程度)
B幼虫を入れましょう!
幼虫をマットの上に置くと、自分でマットの中にもぐって行きます。
蓋をして、直射日光の当たらない日陰や風通しのよい場所に置いて、飼育スタート!(蓋には必ず空気が通る穴が開いていることを確認してください)
<日々のお手入れ>
@もしもマットが乾いているようなら、霧吹きなどで水分を与えてください。
水分を与えすぎてベチャベチャになっても幼虫にとって良くないので、
カラカラではなく、手で握って「少し湿ってるかな?」くらいの感覚です。
(日陰の庭の土程度)
Aマットが減り、中に糞(ふん)が多く見え始めたら交換してください。
マットの上に黒い糞(ふん)が目立ってきたら取り除いて新しいマットを追加します。
(ただし、5月下旬以降はさなぎになる準備を始めていることがありますので、
出来る限り土を掘り起こしたり、容器を動かしたりしないでください)
だいたい6月頃に、「さなぎ」になります(育て方、環境によって差があります)。
この頃には、土の中に「さなぎ」になる部屋を作って準備を始めますので、
マットを換えたり、動かしたりしないようにしてください。
※容器の外側に黒い紙などを張って暗くしておくと、容器の壁際に部屋を作ることがありますので、さなぎの様子を観察したい場合は試してみてはいかがでしょうか?
さなぎは大変デリケートですので、出来る限り動かしたり、振動を与えたりせず、成虫が土の上に出てくるまでとにかく待ちましょう。
カッコいいカブトムシが出てくるかな??
カブトムシが出てきたら…
さあ、成虫編です!
(注)必ず産卵することを保障するものではございませんが、基本の飼い方をまとめてみたものです。本などをお持ちの方は、そちらもご参考に飼ってみてください。
<用意するもの>
●飼育ケース(大きいものに越したことはありません)
●昆虫マット
基本的に、幼虫を育てた時のものと同じもので結構です。
(新しいものに換えてくださいね!)
カブトムシが卵を産んで、その卵が幼虫になったとき、マットをたべますので、
幼虫の飼育にそのまま使えるマットを選ぶことをオススメします。
●霧吹き
●エサ
市販の昆虫ゼリーをオススメします。一般に使われるスイカは、水分が多くてカブトムシが体調を壊します。
果物であれば、バナナやリンゴの方がよいようです。
●エサ台 (台がないと、土が汚れる原因になります)
ホームセンターで売っている昆虫ゼリーがすっぽり入るタイプの物が便利です。
●朽ち木や落ち葉など
(カブトムシがひっくり返った時の足かけになります)
<さあ、飼育をはじめよう!>
まず、飼育ケースの底からだいたい10cmくらいのところまで、昆虫マットを入れます。
マットの水分は、手でぎゅっと握って「少し湿ってるかなぁ」くらいです。
乾いている場合は、霧吹きで水を加えて下さい。
朽ち木片や落ち葉などを入れます。
最後にカブトムシたちを投入して、飼育ケースは風通しのよい日陰に置きます。
<日々のお手入れ>
日々のお手入れは、エサの管理とマットの汚れ具合の確認です。
エサは2〜3日ごとに取り替えます。毎日確認して、減っていたりひどく汚れていたら取り替えるのがよいでしょう。
マットも汚れたりダニなどが沸いていなければ交換の必要はありません。
※もしカブトムシの足のつけねなどにダニを発見したら、水道水でハブラシを使って取り除いてください。その場合、マットは交換してください。
<卵を産んだかな?>
オスとメスを一緒に飼うと、メスはかなりの確率で卵を産みます。
メスがしばらく土にもぐって出てこない状態が続いたら、卵を産んでいる可能性が高いです。
卵は大変デリケートですので、
成虫が卵をつぶしてしまわないように、飼育ケースを分けたほうがいいかも知れません。
また、出来るだけ土をひっくり返したりするのは避けてください。
卵から初齢幼虫になるのに約3週間かかりますので、メスが死んでしまってから3週間以上、
飼育ケースはそのまま置いておいてください。
3週間経過したら、ほとんどの卵が幼虫になっていると思われますので、
飼育ケースをひっくり返して、幼虫を探してみて下さい。
幼虫が見つかった方、おめでとうございます!
幼虫飼育へ移ってください!
幼虫から成虫へ、成虫から卵、そして幼虫へ。
次の世代に命を引き継ぎ、また引き継ぐ。
命の連鎖というのは本当にすごいものです。
私たちがカブトムシの飼育を楽しめるのは、そういう命の営みがあるからこそ。
その自然の営みに感謝して、大切に育てたいですね!
「かっこいいカブトムシに育てて欲しい」
そんな願いを込めて、「育て方」を載せさせていただきます。
このカブトムシの幼虫たちは、去年の夏に生まれて、秋に成長し、冬をこし、
もうすぐ「さなぎ」になる「3齢幼虫」(さんれいようちゅう)です。
今回は、「3齢幼虫」が、成虫になるまでの育て方をご紹介します!
(注)必ず成虫になることを保障するものではございませんが、基本の育て方をまとめてみたものです。本などをお持ちの方は、そちらもご参考に育ててみてください。
<はじめに>
@マット(幼虫のえさになる土)・飼育ケースを準備しましょう!
マットは、市販の「昆虫マット」がオススメです。
腐葉土でも育ちますが、必ず農薬など、カブトムシにとって有害な化学物質が使われていないことを確認してください。
飼育ケースは、幼虫2匹であれば飼育ケース(中〜大)がよいです(大きいに越したことはないです)。小さすぎると、えさ不足になってしまいます。
Aマットを飼育ケースに入れましょう!
底から5cm〜10cmくらいのところまでは、しっかりと固めて入れてください(幼虫がサナギになるときにつくる部屋「蛹室(ようしつ)」を作れるようにするためです。)
それから、容器の90%くらいの高さまでマットを入れます。
・固まっている場合は手でほぐしながら入れてください
・マットが乾いている場合は、霧吹きなどで水分を与えてください。
水分を与えすぎてベチャベチャになっても幼虫にとって良くないので、
カラカラではなく、手で握って「少し湿ってるかな?」くらいの感覚です。
(日陰の庭の土程度)
B幼虫を入れましょう!
幼虫をマットの上に置くと、自分でマットの中にもぐって行きます。
蓋をして、直射日光の当たらない日陰や風通しのよい場所に置いて、飼育スタート!(蓋には必ず空気が通る穴が開いていることを確認してください)
<日々のお手入れ>
@もしもマットが乾いているようなら、霧吹きなどで水分を与えてください。
水分を与えすぎてベチャベチャになっても幼虫にとって良くないので、
カラカラではなく、手で握って「少し湿ってるかな?」くらいの感覚です。
(日陰の庭の土程度)
Aマットが減り、中に糞(ふん)が多く見え始めたら交換してください。
マットの上に黒い糞(ふん)が目立ってきたら取り除いて新しいマットを追加します。
(ただし、5月下旬以降はさなぎになる準備を始めていることがありますので、
出来る限り土を掘り起こしたり、容器を動かしたりしないでください)
だいたい6月頃に、「さなぎ」になります(育て方、環境によって差があります)。
この頃には、土の中に「さなぎ」になる部屋を作って準備を始めますので、
マットを換えたり、動かしたりしないようにしてください。
※容器の外側に黒い紙などを張って暗くしておくと、容器の壁際に部屋を作ることがありますので、さなぎの様子を観察したい場合は試してみてはいかがでしょうか?
さなぎは大変デリケートですので、出来る限り動かしたり、振動を与えたりせず、成虫が土の上に出てくるまでとにかく待ちましょう。
カッコいいカブトムシが出てくるかな??
カブトムシが出てきたら…
さあ、成虫編です!
(注)必ず産卵することを保障するものではございませんが、基本の飼い方をまとめてみたものです。本などをお持ちの方は、そちらもご参考に飼ってみてください。
<用意するもの>
●飼育ケース(大きいものに越したことはありません)
●昆虫マット
基本的に、幼虫を育てた時のものと同じもので結構です。
(新しいものに換えてくださいね!)
カブトムシが卵を産んで、その卵が幼虫になったとき、マットをたべますので、
幼虫の飼育にそのまま使えるマットを選ぶことをオススメします。
●霧吹き
●エサ
市販の昆虫ゼリーをオススメします。一般に使われるスイカは、水分が多くてカブトムシが体調を壊します。
果物であれば、バナナやリンゴの方がよいようです。
●エサ台 (台がないと、土が汚れる原因になります)
ホームセンターで売っている昆虫ゼリーがすっぽり入るタイプの物が便利です。
●朽ち木や落ち葉など
(カブトムシがひっくり返った時の足かけになります)
<さあ、飼育をはじめよう!>
まず、飼育ケースの底からだいたい10cmくらいのところまで、昆虫マットを入れます。
マットの水分は、手でぎゅっと握って「少し湿ってるかなぁ」くらいです。
乾いている場合は、霧吹きで水を加えて下さい。
朽ち木片や落ち葉などを入れます。
最後にカブトムシたちを投入して、飼育ケースは風通しのよい日陰に置きます。
<日々のお手入れ>
日々のお手入れは、エサの管理とマットの汚れ具合の確認です。
エサは2〜3日ごとに取り替えます。毎日確認して、減っていたりひどく汚れていたら取り替えるのがよいでしょう。
マットも汚れたりダニなどが沸いていなければ交換の必要はありません。
※もしカブトムシの足のつけねなどにダニを発見したら、水道水でハブラシを使って取り除いてください。その場合、マットは交換してください。
<卵を産んだかな?>
オスとメスを一緒に飼うと、メスはかなりの確率で卵を産みます。
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また、出来るだけ土をひっくり返したりするのは避けてください。
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■ホープタウンの父の日2019
■2019年05月31日
今年の父の日は、6月16日です!
ホープタウンでは、今年も各フロア『父の日』ギフトに
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紳士服、肌着、靴下、服飾雑貨、カバンコーナーでは
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ぜひ、今年の父の日のギフトもホープタウンでどうぞ
※メッセージシールサービスはなくなり次第終了いたします。
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■2019年05月31日
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